2018年5月20日 (日)

平成30年度通常総会が開催されました

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平成30年5月20日(日)にプラザ菜の花にて通常総会および研修会が行われ、28名の会員が参加しました。

今回の大きな話題として、樹の生命を守る会15周年記念誌の発行についての計画について、伊東副理事長より提案があり、平成31年5月の発行に向けて編集を進めていくことになりました。

研修会の部では、堀顧問による「樹木の安全性の点検と樹木医の役割」のタイトルで講演がありました。写真は螺旋木理のお話をしているところで、どのような状態が樹木にとって危険な状態であるか分かりやすく説明していただきました。

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2018年3月31日 (土)

県立青葉の森公園でヒトツバタゴの樹勢回復 研修会を開催

 県立青葉の森公園には、9本のヒトツバタゴがあり、例年ゴールデンウィークの頃に、樹木全体が真っ白に覆われるほどの花を咲かせ、かつては来場者の目を楽しませていました。

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 樹勢いが良好な頃のヒトツバタゴ
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    近年のヒトツバタゴの状況

 しかし、数年前から開花の状態が思わしくなくなり、弊会の技術委員会を中心に樹勢回復の取り組みを行っています。

 平成29年度は、平成28年度までの調査結果を踏まえ、平成294月に2本の根の発育促進を促す土壌改良処置、平成301月に処置の効果を確認する研修会を開催し、会員の技術力の向上を図りました。

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        処置効果を確認するためにおこなった根系調査
 

 当委員会では、更に細根の改善を検討しています。

 

2018年1月14日 (日)

H29年度 研修旅行を開催しました

今年度の国内研修旅行は諸事情から冬季に行うことになり、113日(土)~14日(日)に催行しました。前年度は九州まで出かけたこともあり、今年度はその反動からか?茨城県県北部を選定しました。氷結した滝や冬ならではの味覚を期待し、総勢19名が冬の茨城へと旅立ちました。

1日目は、常磐線勝田駅に11時に集合しバスで出発、竜神大吊橋~袋田の滝新滝を視察。このところの冷え込みで滝は氷結していました。

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その後、猿喰のケヤキ(根周囲20m、目通り8.8m、樹高23m、樹齢550年 掲示板による)を視察。枝張も広く、幹や大枝には欠損等があるが樹勢は旺盛に見えました。このケヤキにはイロハモミジがくっついており、秋は紅葉のコントラストが美しいそうです。その後投宿し、茨城県支部の阿部支部長と懇親会意見交換等を行ない、有意義なひと時を過ごしました。

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2日目は安良川の爺杉の見学に向かいました。安良川の爺杉は、国指定天然記念物で樹齢1000年、樹高40m、幹周囲10mという茨城県で最大級のスギとされています。このあと、国営常陸海浜公園を見学し、御葉付イチョウ(国指定天然記念物)を視察。このイチョウ、一部ギンナンが葉につくという珍しいイチョウで、樹齢800年、樹高42m、周囲9m、同種のものでは国内最大級ということです。

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 今回の研修旅行は天候にも恵まれ、楽しく有意義な研修旅行になりました。交流会と2日目の日程に参加していただいた、茨城県支部の阿部支部長にこの場を借りて御礼申し上げます。

(写真・文:佐々木)

2017年11月19日 (日)

平成29年度 樹木医技術発表会を開催しました

平成29年11月19日 千葉市のプラザ菜の花において平成29年度樹木医技術発表会を開催しました。

会のお知らせはこちら:http://kinoinochi.la.coocan.jp/

今回は3つの発表がありました。

①樹木医から見たタイ国の魅力
(世界一の樹齢を持つチーク治療とその後)
発表者 有田和實 樹木医 (日本樹木医会 千葉県支部)
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② 銚子市街路樹診断業務報告
(樹齢約60年のサクラをみて)
発表者 布施貞雄 樹木医 (日本樹木医会 千葉県支部)

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③ 浅間神社モミの木樹勢回復作業報告
( 地域住民と守る御神木 )
発表者 石橋 亨 樹木医 (日本樹木医会 千葉県支部)

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会場ではポスター発表もおこないました。

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(写真:篠崎 文:番場)




2017年10月 8日 (日)

子ども樹木博士を開催しました

 10/8 千葉県立青葉の森公園を会場に子ども樹木博士を開催しました。

(開催概要はこちら)http://kinoinochi.la.coocan.jp/

 例年、稲毛海浜公園で開催していましたが、今回は会場を青葉の森公園に移しての実施です。

 当日は20名の参加があり、高得点をマークした子もいました。会場にある樹木について先生からレクチャーを受けた後、試験を受けるのですが、子どもたちは皆、真剣でした。

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先生から樹木についてレクチャーを受けているところです。付添いの保護者の方も一緒に学べます。

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 レクチャーの後は試験です。机の上の枝葉を見て20種類の樹木の名前、全部かけるかな?正解数に応じて認定書が贈られます。

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 試験の後は枝葉やドングリを使ってクラフトを楽しみました。

 子ども樹木博士は、環境教育、子供会のイベントなどでも開催できます。大人向けにアレンジも可能です。詳しくは弊会事務局までお問い合わせください。

(文:番場 写真:石橋)

2017年9月30日 (土)

平成29年度 樹木医技術発表会のお知らせ

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チラシのダウンロード

広範な樹木医活動の発表を通して、特異性と広い活動範囲を知っていただき、地域、近隣での身近な存在として、様々な提案、専門的相談に応えていきたいと思います。その様な活動の一端を是非、聞いてみませんか。

日時:平成29年11月18日(土曜日) 13:00~17:00

場所:プラザ菜の花 5階 会議室(和室ー椅子・机)あやめ
(千葉市中央区長洲1-8-1)

発表内容・スケジュール

13:00~ 受付

13:20~ NPO法人 樹の生命を守る会 理事長 挨拶

13:30~ 樹木医から見たタイ国の魅力 (世界一の樹齢を持つチーク治療とその後)
発表者 有田和實 樹木医 (日本樹木医会 千葉県支部)

14:50~ 休憩

15:00~ 銚子市街路樹診断業務報告(樹齢約60年のサクラをみて)
発表者 布施貞雄 樹木医 (日本樹木医会 千葉県支部)

15:50~ 休憩

16:00~ 浅間神社モミの木樹勢回復作業報告(地域住民と守る御神木)
発表者 石橋 亨 樹木医 (日本樹木医会 千葉県支部)

16:50~17:00 閉演

樹木医CPDプログラム申請中

入場無料 

要申込 定員60名

申込先等、詳しくはチラシをご覧ください。

2017年9月16日 (土)

平成29年度 海外研修旅行 6日目・7日目

 さて海外研修旅行も今回で最後。フィナーレを迎えます。名残惜しいですねぇ。

それでは、どうぞ。

6日目 ドイ・インタノン山

ドイ・インタノン山はタイ王国で最も高い山として知られ、頂上付近の年平均気温は12℃程度です。マイクロバス二台で山を登っていき、途中で三葉松とサクラを観察することができました。ドイ・インタノン山の山頂付近では、上昇気流の影響によって常時、霧や雲に包まれています。このような環境のことを雲霧帯と呼び、湿度が非常に高いためにシダ植物や着生植物などが多く見られます。雲霧帯には雲霧林が発達し、独特な景色を作り出しています。

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7日目

 チェンマイからバンコクに国内線で移動し、7日目はバンコクから成田へ機内泊でした。長いようで短かったタイ研修旅行、美味しいフルーツや食べ物もたくさんありました。飛行機から見たチェンマイの夜景とともに、サワディー クラップ(さようなら)!

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平成29年度 海外研修旅行 5日目

海外研修旅行報告 5日目です。

5日目 ランバーン、チェンマイ

 ランパーンでは花馬車に乗って市内を移動し、エメラルド寺院に参詣しました。その後、チェンマイに移動し、戦前に植栽されたというフタバガキ(樹高30m)の街路樹を見学しました。このフタバガキは道路拡幅のためにすべて伐採される予定でしたが、地元住民の反対運動によって現在も生育しています。現存する1,100本ものフタバガキを今後も守り育てていきたいですね。

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フタバガキの街路樹

 チェンマイでは植木市場を見学しました。南国の植物に囲まれてなぜかイヌマキがこんなところに…。コニファーなんかも取引されているようですね。

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平成29年度 海外研修旅行 4日目

海外研修旅行4日目の報告です。

4日目 シー・サッチャーライ歴史公園、サクヤイ森林公園

 スコータイのホテルで朝食を取った後、シー・サッチャーライ歴史公園を視察しました。シー・サッチャーライ歴史公園はスコータイ王リタイが14世紀中ごろに造成したとされる遺跡群です。遺跡の周囲はお堀によって囲まれており、お堀の水面はボタンウキクサというサトイモ科の水草によって覆われていました。広大な園内はトラムという牽引式の小型トラックに乗って見学することが出来ます。

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ボタンウキクサ

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花馬車

 Wat Chang Lom(ワット・チャン・ロム)の周囲は、神聖な生き物とされる象の像によって囲まれています。寺院の外壁は植物の根の侵食や風雨によって剥がれ落ちている箇所もありました。

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 その後、サクヤイ森林公園に移動し、世界最大と言われるチーク巨樹を見学しました。このチークは200012631日にかけて、日本の樹木医が治療を施した樹木として知られています。当時の治療内容は腐朽部分の処置方法と幹のクラックの処置、落枝の危険のある大枝の処置及び樹勢回復のための管理方法の4項目だったそうです。

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 今回の研修ではチーク巨樹の元気な姿を見ることができ、うれしく思いました。胸高幹周は1220cm(実測)、樹高は41mとされています。樹齢は定かではありませんが、1500年以上とも言われています。

 

2017年9月15日 (金)

平成29年度 海外研修旅行 3日目

前記事に続き、海外研修旅行の報告です。今回は3日目です。

3日目 スコータイ歴史公園

 国内線のプロペラ機でスコータイに北上しました。空港の敷地内にはなぜかシマウマが飼育されています。その後はスコータイ歴史公園を見学しました。スコータイ歴史公園はタイ族最古の王朝とされるスコータイ王朝の都跡で、14世紀ごろに建造されました。遺跡の土台や柱は、ラテライトを含む岩石やレンガを積み上げて造られています。土台や柱の表面は漆喰で固められて滑らかに仕上げられ、木製の屋根がかけられていましたが、現在は基礎部分のみ見ることが出来ます。寺院(ワット)の奥には仏像が祀られています。また公園内には新しい樹木も植栽されていましたが、支柱が樹木に釘で固定されており、樹木医としては見逃せないポイントでした。

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プロペラ機でGO!

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シマウマ

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仏像

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支柱

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なんと釘で直に固定!














 

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